「戦争だけはいかん」と涙ぐむお年寄りの願いも、「犠牲になるのは自分たち」と手をつなぐ青年の怒りも、「わが子を戦場には送れない」と勇気を出すママたちの不安も、この内閣は蹴散らしました。
「国民の理解はすすんでいない」と答弁した矢先の強行採決。平和を壊すだけではあきたらず、国民主権という憲法原理すら乱暴に壊す安倍政権。戦争法案が強行採決された場面を忘れることはないでしょう。
独裁政権とて国民の支持がなければ弱く脆いこともまた事実で、不支持率が過半数を超え、強行採決を期に街の反応もぐんと熱く。
18日は「アベ政治を許さない」大行動。全国津々浦々で行動する主権者の姿。前を走る車のバックガラスにポスターが張り付けてあるSNS投稿も。香南市夜須でも「アベ ヤベ」「センソウ セラレン」のユニークなコールが街にこだましました。
安倍政権の崩壊が始まった日、それが党創立記念日・採決強行の15日。ゆるぎない共同で参議院で廃案へ。
「沖縄と連帯する高知のつどい」(18日)には300人の参加。島洋子琉球新報報道局長と渡久地修・共産党沖縄県議団幹事長が、沖縄の熱い風を高知に運んでくれました。オール沖縄は揺るがない、言論の自由は決して壊させません。
14日は広島県三次市。JA全中前副会長・JA三次会長の村上光雄さんを訪ねました。「全中つぶしはTPPの司令塔つぶし」「農政の失敗を農協の責任にすり替える非常識」、「多国籍企業だけ栄える社会は持ちません」とズバリ。初対面とは思えないこの親近感は何だろう。
四国の民青のリーダー研修会で3時間半にわたって綱領講義。若い息吹がおじさんの私に生気を吹き込んでくれました。
台風通過とともに各地で梅雨明け。今度は政治の梅雨明けへ、暑い熱い夏を迎えます。(2015年7月19日記)