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by haruna-naoaki
2015年 07月 12日
仲間ふやし、憲法擁護が私のライフワーク
  今日は高知県党会議。書記長としての最後のお勤めです。資格審査委員会の報告をさせていただくとともに、この間の中国四国を巡っての経験、選挙勝利への決意を発言させていただきました。その大要を掲載させていただきます。

 1996年10月20日、小選挙区制の壁を突き破って故山原健二郎衆議院議員が一区で当選、「秋月や満点の星 きらめきて」と詠みました。続いて3時間ほど後、定数7の四国ブロックで22万7014票の共産党へのご支持が、私春名も国会に押し上げました。「四国いま 峰の紅葉に彩られ」と山原さんは詠んでいただきました。
 あれから19年、紅顔の美少年だった私も56歳、初孫もできてじいじの仲間入りをしました。でも心はいまでも青年です。国政への挑戦10回目、初心にもどり、新鮮に、そして情熱的にたたかいぬきます。参議院比例代表候補として必ず議席を奪還し、比例8議席以上を実現する先頭にたって、中国、四国9県を駆け巡ってたたかいます。ともにたたかってください。国会に今度こそ押し上げてください。

 私が、決意をした理由は二つです。
 ひとつは、2003年以来、この12年間、高知、四国に庶民の多数の願いを届ける国会議席がない、平和の議席がないということです。消費税の10%増税、原発再稼動、TPP推進、社会保障の解体、そして憲法を壊す戦争する国づくりーいずれも高知県民の多数が不安を持ち、反対していることばかりです。ところがその多数の声を国政に届ける国会議員がいない。理不尽であり、悔しさいっぱいです。2014年12月の総選挙でも浜川ゆりこさんをあと一歩のところで送り出せず、涙を呑みました。私を国会に送っていただき、8名全員を当選させていただき、暴言、妄言を繰りかえす、中谷防衛大臣だけが高知県民の代表じゃない、ということをどうしても示したいと思います。

 もう一つは、今度の参議院選挙の歴史的な重みを肌身で感じているからです。消費税増税は2017年4月、その前にある唯一の国政選挙がこの参議院選挙です。参議院で与党が3分の2を占め、憲法の改定に向かう、これがかれらのシナリオです。これを必ず阻止する、憲法を守り抜く、そして大増税を中止させる。いずれも日本の国の形を決める決定的なたたかいです。
 そして比例で8議席を実現する大波を起こすなら、選挙区でも大きな躍進が見えてきます。その先に民主連合政府も見えてきます。安倍政権、耐用年数が過ぎた自民党政権に変わるあたらしい政権を生み出す大きな一歩を踏み出す壮大な選挙にしようではないか。

 いま中国、四国を駆け巡っていますが、どこでも戦争法案許さぬ、平和と理性の声が大きく広がっている、たたかいの炎が広がっていることを実感します。
 昨日は愛媛で原水禁四国大会に参加してきました。この7月7日に愛媛の県民のみなさんは「戦争する国づくりストップ 辺野古への巨大基地建設反対」の意見広告を発表、4202名の県民が賛同しました。呼びかけ人は、愛媛出身の早坂暁氏、宇都宮健治氏、大江健三郎氏というそうそうたる面々です。
 徳島では4野党の合同街頭演説に続いて、憲法共同センターが70、80名の街頭行動を繰り広げ、県弁護士会のパレードにも300名が結集しました。
 香川の青年たちは仮装パレードをおこない、なぜかそこにおっさんの私も加わり、「子どもや孫を戦場に送らないために、おとうさん世代も立ち上がりました」と演説。ある高校生は「私たちの未来を暗くしないで」との呼びかけ、市民の注目があつまりました。
 被爆地広島では県弁護士会のパレードに1100名、毎週駅前で「路上金曜ライブ」と銘打った街頭宣伝をおこなう呉市の党支部のみなさん。すぐ近くの後援会員が経営している食堂に「呉の若い自衛隊員のいのちを守ります」との看板を設置したらお客さんが増えたとのうれしい報告もいただきました。
 岡山でも野党3党の街頭演説に続いて、このほど女性地方議員が党派を超えて合同演説を開催、昨日は、「恐てぇ-戦争法おえん!憲法守らにゃ-おえまあー」大集会が450名の参加で大成功しています。久しぶりの岡山弁でちょっと詰まってしまいましたが(笑)。
 この共同をもっと広く、もっと深く強く、広げに広げて、戦争勢力を包囲し、必ず戦争法案を廃案に追い込もうではありませんか。

 私のライフワークの一つは、党の仲間を増やすことです。同じ歩みをする仲間が増える瞬間ほど、党員として活動している充実感を感じることはないからです。
 大運動に入り、昨日までに中四国9県29か所のつどい、演説会に参加してきました。そのなかで6名の仲間を直接迎えてきました。10月選挙の南国市では、福田さわこ市議と事務所で「どこへ拡大に行こうか」と相談中に、日曜版の購読料を払いに来てくれた男性が事務所に来てくれました。「これこれ、なんというタイミングか」と心の中で叫びながら、その場で入党の手紙を読み合わせ、「戦争する国を許さないため、平和の綱をいっしょにひきましょう」との訴えに「前から支持してきた」と快く決意してくれました。
 私の大運動入党目標は100名です。約8分間のオリジナル入党の訴えDVDも作りました。「私が入らなくても」「忙しくなるから」などの疑問に答えながら、「生きがいある人生をともに」、「平和の綱引きに参加ください」と心を込めて呼びかけています。黒い顔で訴えているので爽やかさはありませんけど、入党促進の一つの力にしていただけたらと思います。

 みなさん、安倍政権が続くことは百害あって一理なし、どんどん国民が不幸になるだけ、党の躍進は、国民、県民のみなさんへの責任だと、肝に銘じて、9県を駆け巡ります。高知にいない日がほとんどで、申しわけありませんが、どこにいても心は一つです。高知の心意気、たたかいを8県に広げるつもりでたたかっています。みんなが候補者になっていただいて、いたることろで平和と人権、命を守る炎を広げ、安倍政権打倒、民主連合政府へ、ともにたたかいましょう。
by haruna-naoaki | 2015-07-12 20:11 | 活動日記