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by haruna-naoaki
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2013年 05月 12日
「この国の選挙制度はどうあるべきか」―革新懇学習会
 午前、目前のいの町議選挙の勝利へ、宣伝カーで演説。
 午後、「この国の選挙制度はどうあるべきか いまこそ国民的議論を」革新懇学習会に参加し、党を代表して発言しました。
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 私の発言要旨を掲載させていただきます。

■現行制度のなにが問われているのか

〇選挙制度を考える上で大切なことは2つだと考えます。一つは国民の民意が議席に正確に反映すること、もう一つは投票価値の平等を保障することです。それは憲法からの要請です。
〇衆議院選挙制度の一票の格差の違憲判決が相次いでいますが、この判決は現在の小選挙区制度が投票価値の平等を巡って憲法違反の根本的欠陥をもっていることを断罪するものです。
〇後半国会の大きな焦点と言われている「0増5減」も小手先の改革に過ぎず、格差は2倍、なによりも弊害が明白な小選挙区制を延命するという性格のもので論外です。
〇19年前今の制度が導入されたとき、民意の議席への反映をゆがめるととともに、投票価値の平等という点でも区割り規定が2倍以上の格差を容認しており、重大な違憲立法だと批判してきました。小選挙区制は、いわば出発点から大きな欠陥をかかえていたのです。

■小選挙区制の害悪がますます鮮明になっている

〇そしてこの間行なわれた6回の選挙は、その根本的欠陥を白日の下に晒しているといわざるをえません。05年は自民296議席、09年は民主が308議席、13年12月は自民294議席と第一党が圧倒的な議席を獲得していますが、いずれも得票率は4割台、そして議席だけは7~8割台になっています。このように得票率と獲得議席に大きな乖離を産み出し大量の「死票」を産み出しているのです。「死票」は過半数にのぼっています。
〇1票の格差という点でも、小選挙区制の下では、地域別の人口変動に応じて格差の拡大は避けられず、必然的に「格差是正」を繰り返さざるを得ません。現在の区割りでも、行政区や地域的なコミュニティーを人為的に分断する異常な線引きが行なわれています。私の愚痴を聞いてください。96年四国から当選させていただいたときは私の住む高知市長浜は高知1区でした。しかしその後勝手に二区に変更されました。私は一区で立候補していますので、自分の名前を書くことができなくなってしまいました。いま高知県の選挙区が3区から2区に減らされようとしていますが、その区割り案は高知市を鏡川という川でまっ二つに分断するという理不尽きわまりないものです。小選挙区制が続く限り理不尽な事態が続きます。
〇導入以来の全歴史は、小選挙区制は民意の反映という点はもとより、投票権の平等という憲法の原則ともけっして両立しない欠陥制度であることを証明していると思います。だからこそ全政党が参加して議論されてきた国会の選挙制度検討会でも「小選挙区制の弊害」が一致しているのです。問題解決の根本は小選挙区制の廃止に踏み出す以外にありません。

■抜本改革のために

〇日本共産党は、小選挙区制を廃止し、全国11ブロックの比例代表制に改革することを提案します。総定数480を維持し、そのすべてを11ブロックに人口比例配分します。民意を反映できるとともに、一票の格差もわずか1、03倍に収まることになります。
〇定数削減は言語道断です。国際的に見ても少ない国会議員の数です。減らす合理的根拠は全くないといわなければなりません。とりわけ比例を削減することは民意を反映する部分を減らすということであり絶対に反対です。経費削減というのであれば国会議員458人分の経費にあたる政党助成金をただちに廃止すべきではないでしょうか。この制度で政党が腐っています。政党助成金をもらった政党は28党、そのうちすでに22の政党が消えています。政党助成金ほしさの離合集散にそろそろ終止符を打つべきではないでしょうか。
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by haruna-naoaki | 2013-05-12 00:11 | Comments(0)