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by haruna-naoaki
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2013年 04月 26日
福島・南相馬市へ―原発事故はまったく収束していない
 政府交渉に続いて福島・南相馬市へ。私にとって三回目の視察です。視察団は浜川ゆりこさん、つかじさち県議、下本ふみお、細木りょう高知市議、さこ哲郎前市議、笹岡まさる四国ブロック事務所長、田辺健一香川選挙区予定候補、そして春名です。
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 笹岡さんの運転で東京から一路福島ヘレンタカーで4時間30分、福島市についたのは11時前でした。
 翌日一路南相馬市の教育委員会へ。待ち受けてくださったのは渡部、荒木両南相馬市議。懇談のお相手は鈴木学校教育課主任栄養士。その後鹿島区の学校給食センターへ。
 〇学校給食に使用する全食品を放射能検査を行なっている。昨年3800件を検査。
 〇セシウム134の値が10ベクレル以下を基準にしている(国は100以下)。これは極めてき  びしい値だがそれ以上の値が出たことはほとんどない。下は測定器。
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 〇福島県産も大丈夫だが、保護者の不安も考慮し、いままでイチゴ一品出しただけ。じっくりと保  護者の不安をなくしていく。そのためには他のところではやっていない全品検査を根気強くやっ  ていく。内部被爆を抑えるには給食はなにをすべきかを考えて。
 〇水稲は今年も市全体で中止。下は浪江から見た第一原発の鉄塔。
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 放射能汚染がいかに子どもたちに暗い影を落としているか、そこから子どもたちを守る市と関係者のみなさんの努力にほんとうに感激しました。なお主任栄養士の鈴木さんは浪江出身、あの日から家に戻る事はできず家族が離れ離れの中がんばっておられる。先日子どもさんと家にひさしぶりに帰って見ると鼠の大群で荒れ果てていたといいます。子どもは「二度と帰りたくない」と一言。こんなに辛いことはないです。理不尽な原発災害、ほんとうに許せない。下は鹿島幼稚園の校庭に設置されていた放射能測定モニタリング装置。 
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 続いて渡部さんの案内で南相馬市小高区と浪江町を視察しました。下は渡部市議の説明を聞く一行。
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 3月11日直後となにも変わっていない、時間が止まった姿に唖然とせざるをえませんでした。とくに今回初めて浪江町に入らせてもらって、線量はそんなに高くなかったのですが、人も動物もまったくいない、生命の臭いがしないことに驚きと憤りを強く感じました。
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 その後鹿島幼稚園を訪問させていただきました。
 〇その日14名の園児がいた。職員の車で桜田山へ一目散で逃げた。全員無事だった。でもお母さ  んが流されたり、消防士のお父さんがなくなったり、と家族には大きな議席が出てしまった。そ  の後の訓練では津波対策を取りいれ、情報が少ないのを防ぐために市役所の近くに避難すること  を徹底するようにしている。
 〇全国から様々な支援をいただいた。皇帝はそのおかげで芝生になった。子どもたちが思いきって  転げて遊ぶことができるようになった。
 〇鹿島区以外の子どもたちもたくさん受け入れている。下は園長先生にお土産を渡す一行。
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 昨年6月に訪問して以来約一年振りの福島視察。原発被害に負けずたくましく粘り強く生き抜く人々の姿に大きな勇気と感動をいただきました。同時に現実は解決に向っているどころか、いっそう深刻さを増している面もあることを肌身で感じました。

 原発再稼動なんてとんでもない。次世代のため、誤りなき選択が問われていると感じる視察となりました。
 
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by haruna-naoaki | 2013-04-26 20:45